なんかいざ書いてみるとSoundQuestでの学びの感想、まとめみたいになってしまった。URL貼っときます。素晴らしいサイト。
2022/03/13
音楽理論歴史の話
これは序論-2からの話。
時代によって音楽理論はどんどん変化していく。
19世紀から理論はわざと破られ始めて音遊びはされてたんだな。もちろんもっと前からもされてただろうけど。
とサイト内である通り。あくまで基本の型である。
音楽の歴史おもろいな
流れ的には、
気持ち良い音楽を誰でも披露できるように→理論(ルール)の策定→でもいつかは飽きるよね、服とかも流行ってあるし→だからルールを破って新しい気持ちよさを考える→様々なルールから新たな理論を策定→でもいつかは飽きるよね→以下ループ
R&Bって頻繁に単語は聞くんだけど、なんなのか未だにわからん
ヨーロッパで流行った古典派理論とアメリカで流行ったジャズ理論から発展したモダンジャズ理論が今のポピュラー音楽の二本柱で、たまたまこの2つがメジャーになっただけで他にも音楽理論はたくさんあるよ
だから全ての音楽に通用する音楽理論はない
古典派理論は
緻密な作曲、安心な展開、澄明の追求を重視
モダンジャズ理論は
即興演奏、怒涛の展開、濁りの追求を重視している
ジャンルによって理論は違うから、自分の好きなジャンルの理論を学べばいい。無理にジャズや古典派の理論を学ぶ必要はない
今一般的な理論はジャズと古典派の折衷理論らしい
私が好きなジャンルの理論をどう学べばいいのかわからない。
流派によって理論は違うから、他の流派の人と会話すると嚙み合わないことがあるらしい
私が好きなような電子音系の理論はジャズ理論・古典派理論から大きく外れることもあるらしい。
これはマジで服装で考えると分かりやすいかも。お行儀良すぎて逆に違和感があるってやつ。今の時代クラブで和服着てたら違和感あるし、スーツ着てても違和感あるよね。ジャズ理論・古典派理論もそれと同じで、今の時代時と場合によっては違和感が生まれることあるよ~みたいな。
古典派理論はクラシックでは驚異的な力を発揮するし、ジャズ理論もジャズで驚異的な力を発揮する。ジャンルが違うから違和感がある。
じゃあ電子音系の音楽を作りたい私には一般的な音楽理論は要らないのか。
ここからは序論-4らへん。
学ぶの語源は真似ると言われる(諸説ある)通り、人は先人や親から真似て、学ぶ。日本人なんて真似ることに長けている。同調圧力が強いとも言えるが。じゃあ先人がいない場合は何から学ぶのか。その場合は自然からなのかなと思う。絵を書く時には自然を見て美しいと思う景色から真似ればいいし、模様を作りたいときは空や虫の模様を見て真似ればいい。その自然に対して私たちは赤や青などの色という名前をつけたり、四角や三角の形という名前を付けたりして説明・分析・記憶ができるようになった。だから、マクドナルドの看板を見て「赤に黄色って目立っていいなぁ」って言える。
でも音楽って、自然に存在しない。存在しないから、真似られなくて、学べない。だから名前なんて無い。でも、何処のだれかが自然にない音楽を創った……ってスゴイな。なんかひろゆきが「車輪の発明はすごい。自然に存在しないから」って言ってたけど音楽もそうだね。それで音楽理論は音楽を細分化して名前をつけた。名前を付けたから、説明・分析・記憶ができるようになった。学校でおじぎの時に流れたデーン→デーン→デーンも「トニック→ドミナント→トニックという進行だから終わった感じがする」と説明・分析・記憶が出来るようになったというわけらしい。だから、音楽理論を学ぶと音楽を学ぶことが容易になる。今まで知らなかった音楽を学ぶことができる。言語化されているから。
勿論デメリットもある。「丸の内進行って定番すぎでしょ、世の中にありふれてるからやらない」とか「理論通りじゃないと怖い」とかになり得る。私は天邪鬼気味なので前者のようになりそう。
でも、個人的には音楽理論のメリットの方が大きいと感じていて、面白そうだから学ぶ。
音楽理論には様々な流派があるのは先に記した通りだけど、その流派に対して自由派があるわけではないらしい。その様々な流派を包み込んだのが自由派なんだって。「Aという流派では○○が良しとされていますが、Bという流派では△△が良しとされています」的なのを説明するのが自由派。だから禁則がない。
ここからは準備編
準備編-1から
今までウワモノってなんとなくで使ってたけど、低音部以外をウワモノというらしい。知らんかった。音楽はドラム・ベース・ウワモノ・メロディで分類できるらしい。
ドレミファソラシド=CDEFGAB=ハニホヘトイロなのは知ってるんだけど、日本語表記が曖昧になっちゃうよね。ド=C=イになっちゃう。本当はド=C=ハ
音階=スケールというらしい。知らんかった。
スケールを弄ることで明るい・暗い・日本風・中華風と変わるのは知っていて、何故そうなるのかの仕組みも若干しってるけど、改めて面白いと思う。
やはり最初はCメジャースケールとAマイナースケールのどちらかで作曲するのがオススメとされていた。そうしよう。
中心音という言葉は初めて知った。ルート音なら知ってたけどそれとも違う? らしい。
サビのメロディが中心音で終わるものと終わらないもので比較していたけど、マジで面白い。耳コピするときに最後の音を聞くといいよって言ってたけどこういうことなんだろう。どちらも良さがあるが、今は高揚感が欲しい気分なので中心音で終わらないほうが好き。
メジャースケールは全全半全全全半
マイナースケールは全半全全半全全
メジャーは覚えてるけど、マイナーはメジャーから作り出す感じ。2倍角の公式と一緒。
並行調だっけ? それをこのサイトではレラティヴスケールというらしい。これが流派の違いか。レラティヴスケールの方がカッコイイね!
ここら辺はOzashinさんの動画で理解しているので結構いける。
準備編-6から
スケール(音階) と キー(調) の違いがわかってなかった。なんならスケール=調だと思ってた。
”音の配列そのものは「音階」、ある音階が中心になっているという、曲の状態を指すのが「調」
ということらしい。意味は分かったと思うけど、説明ができない。難しい。
私たちが音楽と定義しているものは基本調性があると表現できる。中心音が感じられる=調性がある。調性がないのはやはり音楽という感じがしない。
転調ってカラオケの例えが一番わかりやすいと思うけど、厳密には違うのだろうか。
調号の意味を初めて知った。便利だな。
度数ってめっちゃややこしい。半音の数でやってほしい。
度数=五線譜で数えられる
半音=五線譜で数えられない。ピアノロールなら可
個人的には距離0を1度と考えるよりこれがややこしい
私はサイトの中でいう簡易度数までしか理解していないらしい。
序論終わり。音楽理論を勉強したい人はまじで良いサイトだとおもう。
メロディから学ぶ
メロディー編1-1から
ベースの音の連なりはメロディラインとは違い、ベースラインというらしい。
こういう何となく知ってるけど説明されたことない単語を知れるのありがたい。
このサイトでいうカウンターメロディはいわゆる対旋律のことだろうか。カッコイイな。
コードの中で一番高い音をトップノートといい、その連なりはメロディーとして認識され得る。メロディの定義は曖昧。
良いメロディとは何か。このサイトでは良いメロディの定義はしてないが、良くないメロディの定義をしている。それは覚えられないメロディである。作曲少女でも言っていたが、良いメロディはキャッチーで覚えやすい。トトロとかそうだよね。とっとろーとっとーろ
メロディにまとまり・構成を作り出すには、反復が良いらしい。これもトトロに当てはまる。とっとろーとっとーろみたいな小さくて反復できるフレーズを動機(モチーフ) と言うらしい。全然知らない知識。
確かに言われてみれば同じようなフレーズを反復・変形させて繰り返す音楽ってあるなぁ
基本構成としては、動機を提示→展開→解消させることになるらしい。展開でモチーフを変形させるとそれはバリエーションと呼ばれ、解消の部分はリクイデーションというらしい。絶対覚えられない。リクイデーションには一掃とか整理・会計という意味があるらしいね。
この提示→展開→解消の塊をさらにリピートすることを入れ子(ネスト) というらしい。これらを4の倍数の枠組みで纏めるのが基本的な展開なんだとか。確かに音楽って4の倍数好きだよね。
もちろんモチーフを変形させなくてもいいんだけど、ずっと同じの反復だと飽きるから変形させようね。ということだ。
ですからメロディ作りというのは次から次へとフレーズを継ぎ足していくというより、ひとつのアイデアを膨らませて大きな組織を形成していくようなイメージで行うとよいです。
とサイト内では記されていた。これは本当にそうで、適当にメロディを作っても私は曲を完成させられなかった。イントロ→Aメロ→Bメロ→サビのような鉄板構成が音楽にはあるが、全体を意識して作らないとこの構成に繋げられない。むずい。
メロディー編1-2から
モチーフの一部を切り落とし使うことを断片化(フラグメンテーション)というらしい。
春よ来いって私の世代が聞いても本当にいい曲だと思う。
リズムを核としたモチーフで繰り返すこともできる。パイレーツオブカリビアンとか世界に一つだけの花みたいに。記憶の定着度は落ちるけど、幅が広がる。
リズム保持でリピートするのはモチーフ初心者におすすめらしい。
モチーフA→A´→モチーフB→B´→Xという定番構成もある。連続対句という。
メロディが次の音に移るときには音程が上がる・下がる・そのままの3種類しかない。それぞれ上行・下行・保留という。上行は緊張感を下行は落ちつきのイメージを与える。
また、二度差の移動を順次進行。それより大きい移動を跳躍進行と呼ぶ。もちろん移動が大きければ大きいほどインパクトも大きい。最近だとうっせぇわが顕著。シャルルとかもか。
曲のピーク音=音域での一番高い高さをどこに置くか。サビでは基本音が高くなるから、A/Bメロは天井に余分をとっとかなきゃいけない。サビでピーク音をとるときもどこでピーク音をとるかによって雰囲気が変わる。
結構長いからここで今日はやめよう。
これくらいだったらまだ面白い。というよりサイトがわかりやすいし、例もあって面白い。出会えてよかった。お金払いたい。