2022/03/16
恐らく今日もSoundQuestのみ。
明日から2日間忙しいから今日のうちにやっておきたい。
コード編1-3
サイト曰く、コードは音の相対的な距離で質感が決まるらしい。距離の数え方は半音。2音で構成されたコードの場合、半音7つ分の距離であればどの音同士でも質感は半音7つ分と同じということ。
だから半音7つ分のコードは透き通った質感で、半音6つ分のコードは濁った質感だったりする。
今まで距離は度数or半音で測っていた。個人的には半音を使えばいいと思うんだけど、これからは詳細度数を使うらしい。
今までド〜ミ(半音4つ分)とド〜ミ♭(半音3つ分)は同じ3度と表記するしかなかった。でも、半音一個変わるだけで雰囲気もだいぶ変わるので、半音4つ分の長いほうには長3度。半音3つ分の短い方には短3度と名づけることにしました。それが詳細度数。
これがメジャー、マイナーの根本って感じがするよね。
正直今の私には詳細度数が完璧に理解できてるとは思えないんだけど、大丈夫だろうか。
詳細度数には他に完全・増・減があって2音の組み合わせだけでも12×11で132個の呼び方があります……って流石に覚えるのだるいな。と思ったんだけど、どうやら1章では暗記をさせないみたい。暗記しなくても五度圏なんかを使えばある程度使えるようになるんだって。よかったよかった。
コード編1-4
今回は2音の組み合わせでなく、3音の組み合わせを学ぶらしい。一番使うやつだ。
音を3個組み合わせたコードを三和音(トライアド)、3度の距離を空けながら組み合わせるのを三度堆積(さんどたいせき)と言う。私たちが良く聞く基本的なコードは三和音の三度堆積だよ。
音を4個組み合わせたコードを四和音(テトラッド)というよ。なんか、おしゃれだし理論が複雑なイメージがある。こちらも頻繁に使われてるよね。
もし、4度の距離を空けながらコードを組み合わせたらそれは四度堆積になるんだけど、とても複雑な音で上級者向きだから、1章ではやらないみたい。
そんで、音階に沿って・三度堆積したコードのことをダイアトニックコードという。音階に沿ってというのは、Cメジャーキー(スケール)だったらCDEFGABそれぞれからとって三度堆積するということ。
音楽をやって1年と少し。私はダイアトニックコードの意味を初めて理解しました。
また、ダイアトニックコード以外のすべてのコードをノンダイアトニックコードというよ。
ここからはダイアトニックコードでかつ、メジャースケールでの話。
いくら三度堆積をしても「全全半全全全半」という法則は存在する。だから、半音・詳細度数で比べるとそれぞれのコードには違いが出るよね。ド・ミ・ソとミ・ソ・シはどちらも三度堆積だけど、詳細度数で距離を測ると異なるということ。
個人的に、ここらへんは鍵盤を見ながら理解するか、Ozashinさんの音楽理論講座がおすすめ。
ドレミファソラシそれぞれの三度堆積コードを見てみると
ドミソ ドからソの距離は半音7個
レファラ レからラの距離は半音7個
ミソシ ミからシの距離は半音7個
ファラド ファからドの距離は半音7個
ソシレ ソからレの距離は半音7個
ラドミ ラからミの距離は半音7個
シレファ シからファの距離は半音6個
となる。
シレファは距離の半音数が他と比べて少ないので比較的暗く、不安を煽るコードになる。
だから使うのが難しくて他と比べて使われる頻度が少ないのだそう。
少し作曲かじったことある人は、何かつながるものがあるのでは。
7つの中に1つあまり使わなくて、難しいコードがいる。のであれば1章ではそのコードを排除しちゃいます! しばらくは7番目のコードを排除して、6つのコードで理論を説明するんだって。すごいな、流石自由派。
こういう大胆なのは嫌いじゃないよね。
クラシックの理論書では実際にこのような方針がとられたこともあるみたい。
この、7番目を除いた6つのコードのことを、基調和音というよ。もちろん造語。
詳しく基調和音を説明すると、音階に沿って、三度堆積して、ド~ラを基とするコード群のこと。
またサイト中では、習ってなくてもこの基調和音以外のコードを使ってみてね! といってる。感性も大事という話。理論は後々でもいい。
コード編1-5
メジャーコードとマイナーコードは3度の音と5度の音、または1度の音と3度の音の距離で区別するという感じでいいのかな。
メジャー=長、マイナー=短と意識するなら1度と3度の距離で区別したほうが覚えやすい。
メジャー=明るい、マイナー=暗いと意識するなら、3度の音が高い方にあるか低い方にあるかで区別したほうが覚えやすい。
ドミソのコードはCメジャーコード、ラドミならAマイナーコードと呼ぶ。これらはコードネームというよ。
いちいちこれはCメジャーコードとかAマイナーコードだよっていうのが面倒くさいから、基本はC単体とか、マイナーならAmとかで表記する。このように簡略化されたのをコードシンボルというよ。
なんか「~っていうよ」って書き方してるけど、私もコードネームとかコードシンボルという名称は知らなかった。
他にもコードシンボルには異なる表記がある
Cメジャーコード Aマイナーコード
C
CM Am
Cmaj Amin
CΔ A-
という感じらしい。
サイト曰く、メジャーコードは無表記が1番いい。CMてマイナーなのかメジャーなのかわかりにくいもんね。
あるコードを構成する音を構成音といい、CメジャーコードならCとかの基底になる音を根音(ルート/Root/Rt)というよ。そしてルートの上にくる音を第3音(3rd)、その上が第5音(5th)となる。3とか5なのは、度数基準で数えているから。コードのセブンスとかはここから来てるんじゃないっけ。
さっき2音で構成された和音の質感についてやったけど、3音で構成された和音の場合は2音で構成された和音の質感の掛け合わせ、合成のようなことになる。だから、Cメジャーコードの質感というのはRtドと3rdミの質感(4半音)+Rtドと5thソ(7半音)の質感が掛け合わさったものになる。
何故ドとミの質感+ミとソの質感ではないのかというと、ルート音との相対距離の方が目立つからとしか言えないそう。明確な理由はまだわかっていないらしい。
そうなるとなぜメジャー=長でマイナー=短なのかがわかってくる。
基準はルート音で、そこから3度の音までの距離が長いのか短いのかということなのだろう。
マイナーコードは3度の音が3半音と暗めなので暗く聞こえる。5度の音は7半音なので質感的にはメジャーと変わらない。
要するに3rdの音によってコードの明暗が変わるということ。
コード編1-6
楽譜で説明されるのがどうしても無理。慣れればいいんだろうけど、今まで楽譜をみてこなかった人からすると厳しい。だから楽譜以外の情報でどうにかしている状況。
今回は五度圏について。7番目のコードを除いたコード群を基調和音といったけど、五度圏を見ればAメジャーキーでもB♭メジャーキーでも基調和音のメンバーがパット見でわかるよ! 普通にすごいなこれ。詳しくはSoundQuest見たほうがいい。
それと、全全半全全全半っていってしまえば半音の絶対個数だからどこから基調和音をとってもマイナーとメジャーの数は変わらないし、順番も変わらないよ。
コード編1-7
音楽理論では、音をどんな高さに配置して演奏するかのことを、配置(ヴォイシング)というらしい。正直これだけだとあまり意味がわからない。
今回はヴォイシングをコードでやるらしい。
簡潔にいうと、コードの構成音の配置は自由。ドミソの場合、ミだけ1オクターブ高くても響き上の問題はあまり無い。だから音同士が密集しててもいいし、分散しててもいい。ドミソの1オクターブ上にドミソを入れてもいい。
コツとしては、2音の場合のコード質感を意識してあげるといいみたい。もしRtと5thの質感を強調させたいなら、5thを1オクターブ上げる的な?
またコードは同時に鳴らす必要がない。アルペジオとかは聞いたことあるかも。分散和音ともいうらしい。流石に時間が空きすぎたらだめだろうけど、ギターでじゃらーんってやるくらいなら和音に聞こえるんだって。パラパラ漫画と同じ原理かもね。
でも、一つだけ注意することがある。それはルート音を変えると雰囲気もぐるッと変わるってこと。だから一番低い音はルート音を鳴らすのが基本。ドミソで出来た和音のルート音をミにするとミソシの和音に寄っちゃう。だから、ダメということはないけど基本低音部はルート音をとろう。もし、複雑な感じを出したいならとらないのもあり。
ここら辺も実践してみないとわかんないね。
ちなみに、ベースでルート音をとっといたらピアノはルート音をとってなくても役割は果たせるはず。
だからベースがずっとルートを弾いていることがある。これをルート弾きというらしい。時々聞くね。
また、ベースがルート以外を弾く場合はコードネームの右にスラッシュをつけて表記する。
C/Eみたいな。C/EはコードはCだがルートはEを弾くということ。これをスラッシュ・コード(分数コード)という。このスラッシュコードに関しては後々やるみたい。
これはサイトのスラッシュコードの欄に書いてなかったんだけど、onで示されることもあるよ。ConEみたいな感じで。
正直、コードはメロディとかリズムと比べると苦手なイメージが未だにあるなぁ。
先ほどアルペジオや分散和音というものがあるといったが、果たしてどこまでを和音のまとまりとして考えればよいのか。サイトには具体的で機械的に判断できる方法は書かれていない。何故かというと、流派や考え方によって変わるから。
ここら辺は私もまとまっていないけど、要するに自分がその音は和音の構成音だと思うなら構成音として認識すればいいし、構成音だと思わない音は外して考えばいい。
このようなコードの構成音として数えないものを非和声音(ノンコードトーン)という。
そもそも現代音楽ではコードによらない音楽というのも増えてきている。らしい。実際にEDMとか聞くとコードを意識して鳴らさないものもある。
なんか地震きた。だいぶP波からS波までの間隔が長かったのに地震は長いし強い。しかも第二派まできた。こっちは結構強い。本棚とスピーカーが倒れそうで本当に怖い。宮城・福島で6強きてたみたい。最近では隣国で争いも起きてるし、いつ何が起きるかわかんないから早くボカロを作りたい。そういう意味もあってこれをやってる。
とりあえずコード編1の半分まで来たし今日はここまで。