音楽を作る日記【23日目】

20220403

作曲の相対価値。

どうあがいても曲には相対価値が生まれる。サムネ・MV・作曲者などなど。極論画像・動画無し・匿名で音楽を提供すればいいが、誰も聞かない。でも、私は音楽を作る上で集客力という力は善で必要だと思う。いくらいい音楽でも人が来なければ広まっていかない。

今一度自分がどうなりたいのか、どう活動していきたいのか。

これもいま見返すと作曲少女のマインドなんだけど、”自分にとって完璧な曲”を作るために曲を作るっていう考え方がある。

承認欲求と自分にとって完璧な曲を作るっていうのは最初は反比例の関係だと思う。大衆向けの物を作れば自分好みの曲からは遠ざかるし、自分好みの曲を作ろうとすると大衆向けから離れる。だから、0/100の関係じゃなく一定の割合づつを持ってる。

だから、承認欲求もあるし、自分好みの曲を作りたいっていう気持ちもある。

私は勿論承認欲求もあるけど、自分にとって完璧な曲を作りたい気持ちの方が強い。だったら何を目指しながら作るべきなのか。

私はだいぶRemixという文化が好き。Remixで育ってきたといっても過言じゃない。

Remixって言っても色々あるから、どういうのかというと「https://soundcloud.com/redshiftworks/ninelie-redshift-x-vesuvia-remix」こういうの。

SoundcloudでいろんなジャンルのRemixをめちゃめちゃ聞いてきたし、今も聞いてる。でもこれって法的にまずくて、継続性がなくモチベも上がらない。グレーなところを歩きながら音楽を作りたくない。グレーというか、訴えられれば黒なんだけど。

でも、メインじゃなくサブならまだ可能なのかな。実際に有名な作曲者さんは昔Remixをやってたりするし、基本Remixを作ったからといって訴えられることは本当に稀だろうと思う。

Remixって許可がなければ当たり前に著作権侵害になる。だから、著作権保持者に消してくださいと言われたら消すしかないし、収益化は基本出来ない。最悪訴えられても何も言えない。実際のところはよほど害悪でない限り削除要請や収益化停止などで終わるのでは。

YoutubeとかニコニコはJASRACと包括契約を結んでるので、JASRACに登録されている音楽なら一応法的にはセーフになる。どちらにせよ削除要請が来たら消す必要があるし、収益化は出来ない。

要するに、私の好きな文化は立場がとても弱い。これは二次創作なのだから当たり前で、一次的な著作物が保護される現状にクリエイターとして文句はもちろんない。基本みんな趣味でやってるからあまり問題はないのかもしれない。でも、リスペクトを込めて何日かかけて作った音楽が簡単に消される位置にいて、しかも法的にアウトっていうのはどうしても辛い。

私はまだ曲を作るのに慣れてないからRemixを作るのにも何日もかかるだろうけど、慣れたら一日くらいでできるんだろう。

だったら、ちょっと慣れて数時間で作れるようになってからやるべきなのかな。一応『電音部』とか、個人クリエイターの人がRemix大会とかしてるから、そういう合法的な楽しみ方は残ってる。本当にありがとう。

あと、私はいろいろなジャンルの曲を作りたい。電子音ピコピコ音楽も作りたいし、アイドルみたいな曲も作りたい。演歌も作りたいし、ジャズも作りたい。それぞれの音楽に良さがあって、それぞれ作れたら楽しそう。

未だに作曲の勉強方法がわからない。真似るのが一番なのかな。自分の好きな曲を真似る。ニッチなのが好きなんだから、他と被らないし良いのかもしれない。

初音ミクが好きなら、もっと理解してプロデュースするべき。初音ミクに物語を付与すれば自ずと歌詞は出てくるのでは。